私が転職を決めるまで その10 ~ついに、退職の決断~
こんにちは、ポンコツハム(@pmkthm)です。
今日で1週間が終わります。
今週は本格的に現場に出たりと、心も身体も消耗する1週間でした。
そのため、「毎日更新する!」と意気込んでいた拙ブログも、更新が滞ってしまっていました。
まぁそれはそれで仕方ないと割り切ります。
ゆっくり体力をつけていき、毎日ブログを書ける余裕が出てきたらまたやればよいのです。
適応障害からカムバックしたんだから、これくらいならできると意気込みます。
さて今日は、遠出から帰ってきてメンタルがある程度回復し、「決断力」が戻ってきてから、具体的にもろもろの話を進めっていったお話です。
前回のお話はこちら👇
次に進もう
1週間の北海道旅行から帰ってきた私は、以下の3点を進めていく決断をしました。
・別居中の妻と離婚する
・離婚というタイミングに合わせ、退職願を書く
・来年4月復職をめどに、ゆっくり休む
離婚については、別居を続けるにせよ関係を終えるにせよ「もうあの家には戻りたくない」という気持ちが日に日に強くなっていっていましたので、それ以外の結論に落ち着くということが考えられませんでした。
改めて義実家を訪問し、妻本人とその両親に、筋を通す意味でも改めて話をしに行きました。すると、
「もう話はついているはずです。さっさと離婚届を作ってください。そして、2人の共通費用もろもろを返戻してください。」
とだけ言われ、後日私の荷物をすべて引き上げ、物理的には完全にお別れを果たしました。
離婚届は妻の実家がある自治体(私の前職場ですw)に出さなきゃいけないのに、別自治体に住む私が準備し、それを妻実家に郵送し、書いてもらった後に郵送してもらい、私が出しに行くという3度手間4度手間もかかるような手続きを経て(妻側が用意しろという話ですが。そうすれば手続きは一度で済んだはず。まあ相変わらずいろいろ筋が通ってない人たちでした)、10月半ばに離婚届を提出しました。
共通費用の返戻分は即日振込みました。
清算は前妻がしてくれて、私は一切チェックしていませんが、まぁ仮に額が多かったとしても手切れ金と思えばなんてことないと思い、額面通り支払いました。
これで完全に関係がすっぱり切れました。
私の戸籍の付票に、ついにバツが付きました。
さて次は退職願の提出です。
離婚と同時に「もうこの町には住めない」という考えに至ったので、退職の決断は必然的でした。
それは、「仮に部署異動してもらっても勤続は無理だ」という意味にもなります。
それもあるし、第一に私をいたぶりまくり、適応障害に追い込んだ人間がいる職場にて、無理してでも働き続ける必要があるでしょうか??
私は離婚届を出したその足で、課長に退職願を提出しに行きました。
先ほど離婚届を提出してきたという話もしました。
「仮に引き留めがあったらどうする?」と聞かれたので、
「逆の立場で考えてください。この町では気まずくて仕事できません。」と言ったら、
「確かに。それは俺も嫌だ」と言われました。
退職願は即日受理され、1か月後には受理通知が自宅に届きました。
有給をすべて使っての退職だったので、退職は12月初旬付けでした。
「本当の安定って何か?」を考えた
私は、市役所の正職員として仕事をしていました。
世間的には、耳にタコができるほど「安定、安定」と叫ばれる職種です。
合コンなんかでも「地方公務員」というと人気らしいです。
クレジットカードやローンの審査も通りやすいですしね。
淡々と仕事をしていれば(いや、仕事しなくても席にいれば)、お金は支払われます。
それだけならば本当の意味で安定でしょう。
しかし私は「退職」という決断をしました。
それはなぜか。
「生活の安定」「お金の安定」「ステータスの安定」以前に、「心の安定」が保たれなければ、何の意味もないと思ったからです。
前職場の部課長級の表情を見ればわかります。
「安定」という目に見えない称号にしがみついた挙句脳みそがバグり、アンドロイドのように仕事をしています。
私はそんな風には絶対になりたくないとも思いました。
そして繰り返しになりますが、「心の安定」や「自己肯定感」といったものを積極的に殺しにかかってくる人間とはキレイさっぱりお別れしたいと思ったからです。
私が昔から好きなバンドが、こういった時の心情をシンプルに歌っていました。
本当の安定とは、「心の安定」だと思います。
いくら福利厚生がしっかりしていたって、いくら働き続ければ自動的に給料が上がるからって、いくらさぼっても給料が減らないからって、「心の安定」を犠牲にしてまでそこにしがみつく生き方を、私は肯定できません。
私は、法律に基づいて仕事をする公務員という仕事が割と好きでした。
ですがこの時は、「公務員なんてもういいや」と思っていました。
再就職先のことなんて考えず、ただただ目の前の時間を過ごすことにしました。
私は、前職場でズタズタにされてしまった「自己肯定感」を取り戻すために、いろんな行動を起こし始めます。(続く)